taiki-t's diary

きぎょうにっき, React Native, Rails そして雑多な記録: The world is waiting for you to give it a meaning.

川が流れる

穏やかな春の日。新緑の芽生える雨上がりの初夏。 誰もいない堤防の上、二人の男女が歩いている。そんな景色は無かったのに、あったかのように思えてくる。

上流から下流へと絶え間なく移りゆく流れ。同じ水のはずなのに、流れているのと止まっているのとでは随分表情が違う。

水に自我があったのなら、川上から川下まで下った後に何か発見はあるのだろうか。同じ水なのに。

人間は、小さな種から朽ち果てゆく有機物になるまで随分と変わる。写真の向こうで笑う少年の好みはもうそれを眺める青年の好みではない。 肉体も性格もすべて変わるのに、なおも人は自分を見つける。

水の連続性以上に人間の連続性があるなんて幻想に過ぎないんじゃないかって時々思う。

書きたいことは、特に無かった。